私は現在某通信大学に通っており、ある授業のレポートを書くために調べた内容をまとめています。
参考程度にご覧ください。

キリスト教の教義・教典の特色
まず、教義とは宗教の内容を体系化したもの、つまり宗教の内容だと思えばいいと思います。
キリスト教はユダヤ教から受け継いだ信仰として、ヤハウエの信仰、神との契約思想、メシア思想、終末論から成り、聖書はユダヤ教から受け継いだ旧約聖書の一部と新約聖書から成る。中心思想として父なる神と子なる神、聖霊なる神の3つのペルソナからなる三位一体を掲げており、神への愛と隣人愛を重要視している宗教です。
キリスト教とユダヤ教の共通点
- 一神教である
- 旧約聖書を聖典としている
- 聖地がエルサレム
- 安息日がある
①一神教である
キリスト教・ユダヤ教ともに一神教であるが、キリスト教は父なる神と子なる神、聖霊なる神の3つのペルソナからなる三位一体とし、ユダヤ教は唯一神ヤハウェのみと考えている。
②旧約聖書を聖典としている
キリスト教・ユダヤ教ともに旧約聖書を聖典としているが、キリスト教は旧約聖書に加えて新約聖書を聖典としている。
旧約聖書にはモーセ五書が書かれており、新約聖書にはイエス・キリストの言行録と4人の使徒による伝道活動が記されている。
③聖地がエルサレム
キリスト教はユダヤ教から派生した宗教であり、元を辿ると唯一の天地創造の神を信じる宗教なので、聖地が重なってしまうのは、いわば当然の成り行きといえるのでしょう。
④安息日がある
キリスト教とユダヤ教共に働いてはいけない安息日が設定されており、キリスト教ではイエス・キリストの復活の日である日曜日を主の日と呼び、日曜を主の日として礼拝に捧げる安息日としている。
対して、ユダヤ教では金曜日の日没から土曜日にかけて安息日としている。
キリスト教とユダヤ教の相違点
- 救い・信仰の条件
- キリスト教は旧約聖書+新約聖書、ユダヤ教は旧約聖書
- 安息日の曜日
①救い・信仰の条件
キリスト教ではイエス・キリストは神の子であると信じられており、救いはイエス・キリストからの賜物であり、イエス・キリストを信じることによって恵みがもたらされると考えている。また、信じる者全てに救いをもたらすと考えられており、信仰に人種などは関係ない。
対して、ユダヤ教では信じるだけでは救われるとは考えられておらず、聖典の誓約を守ることによって救われるという儀式などの行為に重きを置いている。また信仰の条件もユダヤ人は選ばれた特別な存在であると考えられていることから、ユダヤ人のみが神と契約できるとされている。
②キリスト教は旧約聖書+新約聖書、ユダヤ教は旧約聖書
内容補足:
旧約聖書にはイエスの誕生以前についての物語や教えが書かれるのに対して、新約聖書にはイエスの誕生以降の物語や教えがヘブライ語で記されている。
旧約聖書は、「モーセ五書(創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記)」「歴史書」「文学書」「預言書」から構成されいる。
新約聖書は「福音書」「使徒言行録」「パウロの書簡」「公同書簡」「黙示録」に大別される全27巻の書で構成されており、ギリシャ語で記されている。
③安息日の曜日
上記にも挙げていますが、
キリスト教・・・日曜日
ユダヤ教・・・金曜の日没から土曜日
まとめ
キリスト教はユダヤ教から出来た宗教なので、様々なユダヤ教の特徴を引き継いでいる。
イエス・キリストは元はユダヤ教徒であり、ユダヤ教とは別の宗教を作るつもりはなく、ユダヤ教を改革することが目的であった。だが、イエス・キリストは社会的に虐げられた人々の心を掴んでいき、『メシア』『キリスト』と呼ばれるようになった。
キリスト教が広がっていったのはキリストの死後、「使徒の前に現れた」と復活説が広がってからメシア思想がますます広がり、信仰は広がっていった。