ポルトガルで日本語教師の需要はあるか【結論:コネがないと難しい】

海外で日本語教師をしたいと思っている人がポルトガルに行って、『日本語教師の仕事はできるのか』『収入はどれくらい』『ポルトガルってどんな国』という疑問にお答えする記事です。


記事の内容

  • ポルトガルという国について
  • ポルトガル人の気質
  • ポルトガルの食生活
  • 日本語学習者のニーズ
  • ポルトガルで日本語教師として就職するには

ポルトガルという国について

ポルトガルはとても古い国で伝統を重んじた国です。

日本のように湿度がないので、夏は気温が40度を超しますが快適に過ごすことができます。日陰に行くと、むしろ少し寒いぐらいです。

冬もそこまで寒くありません。

日本のように各家庭にエアコンは設置されておらず、大体が暖炉で暖を取ります。



住居はポルトガルの都市部ではアパートやマンションなどの集合住宅に住む人が多く、田舎では戸建てが多いです。

ポルトガルの人口は日本の約10分の1ほどで、国土は日本の約4分の1程度。

言語は基本ポルトガル語を使いますが、現地のほとんどの人が英語も使えます。


物価は日本の約3分の1程度なので、食料品などを買う時はとても安いです。
物価が安いので、必然的にお給料も同じように日本の約3分の1程度になります。


なので、観光として行く分には安く思えるが、長期的に住むとなると日本とあまり変わりません。

ポルトガル人の気質


ポルトガルの人は日本人と世界で一番気が合うんじゃないか、というくらい日本人と近い気質を持っています。

「すごいですね」と褒めても、「そんな大したことないですよ」のように謙遜の言葉が返ってくるような、奥ゆかしい気質です。

道を尋ねた時も、その場所まで連れて行ってくれるような、とても親切な人が多いのも特徴です。

また、いつもニコニコしており、表情からも人の良さがうかがえます。

親日感を持っている人が多く、少しカフェで休憩しようと席でゆっくりしていたら

「あなた日本人でしょ。日本の家電はすごいわね。すごくお世話になっているからおごってあげるわ」

とカフェ代をおごってもらう、なんてこともありました。


日本は先進国だというイメージと、壊れにくい日本製の家電から、日本に良いイメージを持っている人がたくさんいます。

礼儀正しい人も多く、仕事で帰る時も「お先に失礼いたします」ときちんと挨拶してくれます。



ポルトガルの食生活

ポルトガルも日本と同じでお米を食べます。また、パンやジャガイモも主食となっています。


朝は基本的にパン、夜までパンを食卓に出しておくと『お客様に失礼』になるそうです。

魚料理の時にジャガイモを一緒に食べるなど、パターンが決まっています。



市場ではいつも新鮮な野菜や果物、魚や肉が売られており、東京よりも新鮮な魚が食べられるかもしれません。


新鮮な魚がとれるからか、「代表的なポルトガル料理を食べたい」と言って出された料理が『魚の塩焼き』だったことには驚きでした。w


ポルトガルの料理は、日本と同じように素材の味を大事にする料理法が多いように思います。

味付けも日本人に合う味だと思います。


ポルトガルの食文化について詳しいサイトがあったので、こちらを参考にしてください。

https://sekai-ju.com/life/prt/culture/portugal-food/



日本語学習者のニーズ

ポルトガルで日本語を教えているところは、中学・高校、大学、民間の大きく分けて3つになると思います。


ポルトガルで日本語を学びたいと思っている理由の多くは仕事で使いたいとかではなく『文化的興味』です。


『日本のアニメが好き』『日本の漫画が好き』『日本の武道や合気道の勉強がしたい』『JPOPが好きだから』

このように、アニメや漫画、武道、ゲーム、音楽と文化が好きという理由から、日本語を学びたいと思っている人が大半です。


若い人は小さい頃にドラえもんのアニメをほとんどの人が見ており、他にも日本の漫画やアニメが好きな人はたくさんいます。


興味があって日本語を学びたいと思っている人が自分でお金を払って日本語を学びに行くので、学習者の人たちはとてもモチベーションが高く、自ら意欲的に勉強してくれるので授業はとてもやりやすいです。


近年、ポルトガルの大学でも外国語の授業で日本語を選択できる学校も増えてきていたり、公開講座を開き、大学以外の一般の人もお金を払えば受講できるような機会も増えてきています。



ポルトガルで日本語教師として就職するには

結論からいうと、難しいです。


というのも、ポルトガルで日本語教師をしている人のほとんどは配偶者がポルトガル人で、いわばコネで就職している人が大半だからです。


ポルトガルのいい大学を出ても就職できない人が多かったりと、ポルトガル内の就職率は低いようです。


なので、ポルトガルへの入国は日本のパスポートがあれば問題なくできるが、就職は難しい。



まとめ

ポルトガルは人や食事、気候など日本人にとって住みやすい国だが、日本語教師としての就職は大学からの推薦や、現地の人のコネがないと難しい。



以上、ポルトガルで日本語教師の需要はあるかのまとめでした。

日本語教師の仕事について実体験を元にまとめているので『どんな仕事をするんだろう』と思った方は是非(^^)/

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yoshiharublogについて

東京在住の30代日本語教師です。
好きなこと:料理・動物・サンプル作り